【 おかしければ直せばいい。なければ創ればいい。】

DVD作製料金(なぜ、“新もどき”にして上映・放送して DVDを販売したいのか?)

 音楽メディアとして、CDの前世代の“レコード”を多くの人は覚えていると思います。そのレコードを作成する言葉で、レコード原盤から複製することを、“プレス”ということも分かると思います。また、CDとDVDを原盤から複製することも、レコード同様にプレスすると言います。
 そこで、現在ではDVDをプレスするのに必要な料金をご存知でしょうか?
 はじめに、絵日記「“DVD”と言って」でふれたように、家庭用のDVDプレーヤーの販売は1996年に開始され、2001年12月には、VTRプレーヤー(ビデオデッキ)の国内出荷台数を上回りました。
 それまでは、多くの人は、ビデオテープ(メディア)をVTRプレーヤー(ビデオデッキ)で鑑賞していましたよ。まぁ、2001年12月には国内出荷台数が、ビデオデッキより越えたと言っても、新規購入のユーザですから、本格的に家庭に普及したのは、2002年後半か、2003年に入ってからでしょう。
 そう、家庭に普及して、本格的にDVDメディアの映画(ドラマも)が売れ始めてから5年も経っていません(そして、より映画館の入館者の数が減った)
 そうそう、話を戻して…、現在では、1枚のDVDのプレス料金はいくらでしょうか(ここでは個人レベル)。?
 1枚のDVDのプレス料金は、100円もしませんね(そう考えると、600円位の雑誌に DVDが付いてあるのことに納得するでしょう)。無論、枚数とDVD5(片面1層)、DVD9(片面2層)などの条件によって違いますよ。

DVD5とは、片面1層で、容量:4.7GB、画像収録時間:120分です。
DVD9とは、片面2層で、容量:8.5GB、画像収録時間:240分です。

 Webで、“DVDプレス”で検索する大方が分かると思います。
 参考までに、「DVDプレス10000枚45円」とあるサイトでは、海外プレスのディスク1枚あたり単価(税込)は次のようになっていました!

  • DVD5(片面1層)ディスク1枚あたり単価(税込)

    

  • DVD9(片面2層)ディスク1枚あたり単価(税込)

    
 このサイトを含めて、国内・海外プレス、バルク・レーベル、キャラメル・シュリンク包装などの用語は、次の「CD・DVDプレス見積もり.com - CD・DVDプレス解説集」サイトを見れば分かり易いですよ。
 無論、レコード会社、テレビ・映画などのDVD販売関連では、百枚・千枚の単位では発注はしません(何十万枚の単位でしょう)
 そうすると、歌詞カード等を入れ梱包しても、DVDディスク1枚あたり単価は100円も掛かっていないのでしょう。
 それに、映画・ドラマは、上映・放送することで入館料金・放送CM料金で精算(採算)されている筈です(関連グッズも多い…)
 でも・でも・でもですよ! 現在、映画・ドラマのDVDの販売価格は… 数千円はするぞ!?
 どの映画・ドラマを見せしめにすべきかな…、
 公共の大河ドラマにしましょう。現在もリピートされている「篤姫」は、まだだろうと思うので、「功名が辻」にします(もう各局ともに沢山あるので、機会を見ながら順番に…)
 NHKのDVD・キャラクターグッズ 通販サイトのNHKエンタープライズファミリー倶楽部」では、次のようになっていました。
    
 あれれ…、公共放送は、大金持・貧乏人、大家族・ひとり、大邸宅・長屋、持家・借家、現役・年金暮し、そして、人間・ブヒー からも、放送受信料を公平に負担させるとして、一家を単位として同一金額を徴収している(これが公平なら日本も終わりだよ。ねぇ〜、庶民の味方さん…)
 これは、一家(茶の間)に1台、それもカラーのテレビジョンがあったら嬉しいなとする時代の話です(そのころの社会では格差はなかったでしょう、庶民の味方さん…)
 じゃ、これらの価格でドラマDVDを販売することは、かなり阿漕(あこぎ)な商売をやっていることになるな(ぷんぷん
 まるで、庶民の味方のふりをして暴利を稼いでいるM永先生みたいだ(だから、生放送のリピートを手伝うのか、なるほど
 これらを考慮すると、リバイバルを“新もどき”にして上映・放送して再度儲けた上に、儲けの根源のDVDを販売することで再々度儲けるのだろう(それしか…、存続する手段を創りだせないのだろう。創造を忘れ、哀れ也)
−以上−