電球形蛍光ランプの再購入、組織ぐるみの記録改竄!
まぁ、私のミス(チョンボ)かなで、浴室内の電球形蛍光ランプの再購入となった。
それが、最近イメージが破損したお店で、6月30日に買った蛍光ランプが機能不全になり、取り替えに行こうと、蛍光ランプを取り外す際に、水の張ってないバスタブに落下破壊となった(正確には、出掛ける前に念のために点灯しないことを再チェックした際だよ)。もう、悔しいや、バスタブの中のカラスの破片の掃除が大変だし、余計にイメージの破損が進み、“ぷんぷん”と腹立だしくなる。
せっかく、節電のために購入したのにね(ちょっと浴室にも問題があり、一つのスイッチでランプと換気扇が同時にON・OFFとなる)。そう、換気扇を回すとランプも点灯する。
寿命:約6倍、電気代:約1/4、発熱量:約1/4 …だったんだよね(“ぷんぷん・むかむか”)。それが、購入当初からスイッチを入れても、少ししてから光り初めて、明るくなるまで1分近く掛った(まぁ、蛍光灯で寿命が長く節電になるから仕方がないと考えていました)。
それが、明るくなるまで、1分が2分、3分、5分となり、終りには忘れたごろに点燈したなとなった。さすがに、クレーム交換だなと思っていたのに、その証拠を破壊した(最悪)。
一応、プライベートだがブランド品としてダメなら…
100円ショップも、100円ショップとは言いづらくなってきた昨今である。あった…
もう、何の問題もないどころか、“パッ”と明るく点灯するよ(この品物が良いので、逆に頭にきたぞ)。お陰様で、明るいバスタイムが過ごせそう(本来、40W以下の設定ですが、発熱量は約1/4なので、60Wでも問題がない )。
やっと、気持ちが明るくなったが、次の気になる記事をMSN産経ニュースで見付けた。
社保庁元職員が「組織ぐるみの記録改竄」を証言 2008.8.19 18:51
厚生年金の算定基準となる標準報酬月額(月給)の改竄(かいざん)問題について、社会保険事務所の元職員が19日の民主党の厚生労働・総務部門会議で、改竄が社保庁の組織ぐるみで行われていたことを証言した。
証言したのは大津社保事務所で徴収課長などを務めた尾崎孝雄さん(55)。平成18年2月に滋賀社会保険事務局の総務課長補佐を最後に退職している。
尾崎さんによると、改竄が始まったのは、オンラインシステムが導入され、記録訂正が容易になった20年前ごろから。保険料を滞納する会社があると、事務所長ら上司から「何とか早くしてくれ」と、暗に改竄を求められ、社保事務局主催の「収納対策会議」でも改竄を容認する発言があったという。尾崎さんは「改竄の手法は全国の担当者が集まる研修で口伝えに広まったが、各社保事務局には本庁からの出向者もいたので、本庁も知っていたはずだ」と指摘した。
このような話を、あまりPC・Webなどに興味がない方が聞くと“ピン”とこないでしょう。確かに…、年々、ハッカー・迷惑メールの対処を含めて、コンピュータシステムのセキュリティも向上していますが、そのシステムのデータを管理する方たちが悪しき操作をすると困るんです(一般ユーザからは分からないどころか、その情報が正しいことになる)。その記録訂正が容易になったのが、なんと20年前ごろだったようです。
そう、以前にメディア共同正犯の行為を、名前だけが変わる公官庁の悪しきDNAと同様で簡単には改善されないと例えました。今回の問題で例えると、「改竄の手法は全国の担当者が集まる研修で口伝えに広まった」とあり、メディアで言えば「あの番組・局のリピート・ねつ造が、共同でやれば、バレずに問題にはならなかった」となり、現在ではリピート・ねつ造だけになったのでしょう。
ここで記録訂正を容易にしたものは、ブログを含むWebサイトです(昔々は、雑誌や書籍です)。その上、ハイビジョンでデジタル化が進んで、偽装編集が簡単になりました(そう、以前にも伝えましたが、メディア業界では、90年後半からデジタル化が本格的になり、フィルム・テープと違いデータは劣化しません)。
−おわり−
追記します。
ちょうど、ある興味深い記事(コラム)が目に留まったので次に紹介(引用)します。
テレビの“言い分” 第26回 北京五輪CG花火と日本の番組ねつ造からみえる将来 - ビジネススタイル(nikkei BPnet) 2008年8月18日 http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tv_iibun/080818_26th/
・・・
ねつ造? 演出?
また、丁度、同時期に、とある民放局で放送された大食い番組の出演タレントが、食べた量が実際とは異なるのではないかという報道が週刊誌で指摘された。五輪開会式とは規模も質も異なるが、このようにシンプルな、視聴者の期待感を損なうテレビ番組の本質は、五輪開会式であれ、大食い番組であれ「ねつ造」の、誹りは免れないだろう。
・・・
ここでは、差し障りがない「食べた量が実際とは異なる」を例えに扱っています(私のリピートの裏証明として、M永先生と目テンY野さんを扱うのと同様でしょう)。
そうそう、16歳体操(女王)と「足跡花火」の問題は、今回がはじめてではありませんよ(恒例の前回と前々回も)。
あの監督が行った「足跡花火」は、前回は競技でしたか…、とにかく国際的なイベントの際でしたよ。そして、この行為の善し悪しは日本のメディアには問う資格はないでしょう(あはは…)。
それと・・・、「正直 梅太郎」って誰だろう。
また、次の「テレビの“言い分”」の目次にも興味が沸きます。 http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tv_iibun/
私と同様な考えで、日本メディアを憂いているのかも知れません(機会を作ってチェックしたいものです)。
- 第26回 北京五輪CG花火と日本の番組ねつ造からみえる将来 (2008/08/18)
- 第25回 不景気がテレビ局の構造を変える? (2008/07/18)
- 第24回 「風が吹くと桶屋が儲かる」を、テレビ局風に言い換えると? (2008/07/02)
- NHK不祥事、解体・国営化は不可避なのか (2008/01/31)
- 第22回 ねつ造と偽装とテレビ局経営 (2007/12/18)
- 第21回 今、改めてニュースを問い直す (2007/11/15)
- 第20回 ニュースの“あざとい”使い道 (2007/10/17)
- 第19回 地上波デジタル化の「その先」 (2007/08/20)
- 第18回 テレビ番組「演出」と「捏造」の行方 (2007/05/29)
- 第17回 「あるある」とテレビ局の体質問題 (2007/02/23)
- 第16回 アニメを巡るテレビ局と出版社の微妙な関係 (2007/01/30)
- 第15回 アニメ産業に忍び寄る暗い影とは (2006/11/07)
- 第14回 日本のアニメーション産業は大丈夫か? (2006/10/16)
- 動画配信ビジネスの暗い未来 (2006/09/19)
- テレビの立場から音楽産業を憂う (2006/07/31)
- 今一度考える海賊版の脅威と深刻度 (2006/07/13)
- 地上デジタルで深刻化する、高画質海賊版の脅威と無策 (2006/06/27)
- IP著作権/NHK受信料/地デジの“三題噺”を読み解く (2006/06/09)
- 衛星デジタルの紆余曲折:地上デジタルを考える前に(2)〜放送行政の無策で“失われた10年” (2006/05/22)
- 衛星デジタルの紆余曲折:地上デジタルを考える前に(1)〜CS放送の受難 (2006/04/19)
−以上−