【 おかしければ直せばいい。なければ創ればいい。】

「はやぶさ」の落ちは1500粒!

 すごい!「世界初 小惑星から微粒子回収」なんだ(日テレやフジではないから大丈夫だろう)

 今朝(午前10時)文部科学省で「苦難の7年『はやぶさ』 快挙までの道のり」会見があったようです。
 なぜか電子顕微鏡を使って、微粒子が1500個あったようです。

 そうか、7年間の飛行が完結してよかったね。

   
 なぜか人工物(アルミ粒子)の方が多いのだが、かんらん石を「イトカワ」のものと結論づけたのは、鉄の割合が、地球に落下してきた隕石と同じだからなんだ。まぁ、日テレやフジではないから大丈夫だと思うが、地球外の鉄の割合としても、どうして「イトカワ」と分かるのだろうか?

 ZEROでも同じことやっていたから困った(心配になった)


 おいおい、本当に世界初の快挙なんですよね?
 そうそう、報道ステーションでは、光学顕微鏡では見えないから、特殊なヘラでかきとって電子顕微鏡で、やっと見えたと言っていたことも大変心配になります。
 その報ステでは、“初めに開けた時は真っ青になり”、“何もないように見えた”とあった!

 つづいて、光学顕微鏡では見えないから小さな特殊なヘラを開発して内側をなどって・・・

 上図右のヘラは左側が先っちょだからね。その先っちょで・・・、容器の内側をなぞって・・・、その先っちょを電子顕微鏡でチェックするとね・・・

 今回も…、ではなく、今回は1/100ミリ以下の微粒子が1500粒ほどあったようです(ぱちパチぱち、おめでとう・おめでとう)。1/100ミリ以下としても、右下に50μmとある赤横棒があるが見えづらいですよ。たぶん数μmだと思うよ。単位では1/1000mm(ミリ)が1μm(マイクロ)です。

 …で、かんらん石や輝石よりも人工物(アルミ粒子)の方が多い理由が分かったでしょう。どうも器はアルミがベースのようで、その内側をヘラでむしり取ったようです。
   
 でも、「地球にほとんどない結晶」で、マイクロ単位の微粒子であっても「1粒でも良いと思っていたのが1500粒」でとんでもなく多いと喜んでいるようです。

 しかし、決してないと、いや、あってはならないことですが、もし、今回の粒々1500個が茶番でリピートであるとあとで分かれば、この方たちも極悪人となります(本当にお気の毒です)
   
 でも、JAXA 後継機「はやぶさ2」の予算が取れて嬉しそう。
 それと身体に良くない番組ですが、今回もサブキャスターが市川寛子に変わってから“やっぱりね”とチェックを兼ねて見る機会が増えました。


 「はやぶさ」世界初の快挙 小惑星イトカワ」の微粒子を確認、ロマンですね。

 途中で、1/100ミリ以下としても、50μm赤ラインが見えづらいフォトがあったと伝えました。あらためて実際の大きさが知りたくなってチェックし直すと、夕刻のFINE![N]で、50μm赤ラインがよく分かるものがあったので次に示します。
    
 右下の50μm赤ラインを一番クッキリしている粒の下に5μm間隔(10分割)の線を入れたものを置くと、5μm以下と分かりました。
 たぶん公表された電子顕微鏡で撮影されたものは、一番大きな“粒々(つぶつぶ)”で、一番人工物(アルミ粒子)が少ないものを選んだものと思われます。
 1/100mm以下の微粒子と発表されましたが、正しくは「1/200mm以下」か、5/1000mmである「5μm以下」の微粒子が見つかったが正確だと思います。

 さて、まだ私は宇宙遊泳をしたことはありませんが、残念ながら数μm単位の微粒子は宇宙空間にたくさん浮遊しているものと思われます。次のような話をよく聞くでしょう。
 星は宇宙に漂うガスやチリが凝縮(ぶつかり合う)して出来ます。
 ここで言うガスやチリは数μm単位ではなく、数光年単位のスケールのもですから、数μm単位は宇宙のどこにでも浮遊していることになります。
 あらためて、今回も“「イトカワ」のものでしょうか?”となる(“やっぱりね”)。これが石ころやゴマ粒くらいの目視できるものなら「はやぶさ」が「イトカワ」で弾き飛ばして持ち帰った可能性が極めて高くなる。
 都合の悪いことを説明してしまったかな。大丈夫、誰もこの絵日記はチェックしていないでしょう。
 そう、信じる者こそ救われるロマンですね。

 それと余談ですが、今回使った擬音の“粒々(つぶつぶ)”はM永先生のことではありませんよ。仮にM永先生を表すのなら“ぶつぶつ・がさがさ”を使用します。
【追記】電子顕微鏡は、光線の代わりに高圧で加速された電子線を、光学レンズの代わりに電子レンズを用いた顕微鏡。そして、光学顕微鏡の数万倍の倍率をもちます。

−以上−