「渡り」を忘れたカモ(鴨)たち・・・
もう、公園は夏の雰囲気だね(ちょうど、花の咲く時期の切れ間とも言えるな)。
さすがに、この時期はカモたちも少なくなったでしょう。
この池は、冬のシーズンはカモだらけになる。
やっぱり、少しのカモたちは残っていますね。
そう、残っている鳥連中は、「渡り」を忘れてしまったようです(多くのカモたちは北の国へ戻ったのだろう)。
あっ、「渡り」といっても、あの「わたり」ではありませんよ。例えば、
- 公務員(人間の種類)において、実際の職務の内容の当てはまる給与表の級よりも上位の級の給与を支給すること。
- 天下り先を転々と渡って、退職金を積み増すキャリア(公務員の種別)の行為のこと。
あれ! 君たち何してるの?
なになに、こっちで、ノンビリしてる連中もいるんだ。
でも・・・、この場所は乾燥してて、
君たちは、確か水鳥だよね。
ほら〜、ちゃんと水掻きがあるではないか(足の指の間)。
しかし、長閑(のどか)そうで好いな。
それに、ひょっとして君たちはカップル(夫婦)だな(何か悔しいものがあるよ)。
「かゆい」のでしょうか!?
「へっ・・・」
あれれ、奥にもカップルがいた。
よちよち・・・
とことこ・・・
なんだ、餌をあげる人間がいるのか・・・
えっ!
これが、・・・
カモ(鴨)ではなくハト(鳩)であれば、普通の公園で多く見る風景だよな。
そして、普通の公園では、「ハトにエサをあたえないで下さい」と書いてある看板を多く見かける(そう、エサをあげたくなる人間の気持ちは分かるが、増えすぎて結果的には人間に迷惑が掛かるようだ)。
・・・とすると、カモに餌を与えることも同様に迷惑となる(それにカモは自然の生き物だから餌などをあたえることは好くない筈だよ)。
それに、この公園では、何故か普通のハトは見かけない。たまにキジバト(山鳩)は見る。
あと見る生き物(動物)は何かと考えると・・・
そうそう、犬に連れられた人間もチラホラと見かける。
あっ、そうだ。
もし、増えすぎて困るようなら・・・、仕方がない連絡を下さい。
私が面倒をみましょう(たまには世の中のためになる善いこともしないといけません)。
さ〜、帰りましょう。
帰る際に綺麗な花が咲いていることが分かった(花の名前は分からないが、ツボミが多くあり、これから楽しめそうです)。
しかし、ここの公園に定住しているカモのように「わたり」を忘れて欲しい人間が多く住んでいる盆地らしきエリアがあると聞いて困ったものだと思った(確か、霞ヶ関エリア盆地とか言ったな、早く駆除しないといけませんよ)。
世のためとは言っても困ったな、どうやってカモたちの面倒をみればよいのでしょうか?
“え〜”と、八百屋さんでネギを買って、帰り際に本屋さんに寄ってレシピを立ち読みすれば解決するだろう。
以上