【 おかしければ直せばいい。なければ創ればいい。】

僕らの音楽 草なぎ剛✕黒木メイサ✕山崎貴監督−VFX(Visual Effects)

 たまに視ることのある「僕らの音楽 OUR6 MUSIC」で、サブタイトルに『ドラマ「任侠ヘルパー」、映画「BALLAD名もなき恋のうた』とあったことから視てしまった。

 草なぎ剛黒木メイサ … ドラマ「任侠ヘルパー」、草なぎ剛山崎貴監督 … 映画「BALLAD〜名もなき恋のうた〜」

 この番組は興味がある方が出演する際に確認をする意味合いからも…、視ることの多い音楽番組で、東京タワーを背景に歌っているところを後でクリック再生できるように録画することが多いです。今回は、美人谷生まれで、独特の高音のフェイクを使った alan ちゃんの映画「BALLAD〜名もなき恋のうた〜」のテーマ曲でした。

 はじめは、ドラマ「任侠ヘルパー」からのトークでした。

 はい、このドラマもリピートです(今回は、多くの番宣と初回しか視ていません)。確か、介護保険が実施されて、それほど経ってない頃に作られたものですよ。参考までに、介護保険は高齢者の介護サービスや介護支援を保障するための社会保険制度の一種。平成12年(2000年)に施行された介護保険法に基づいて実施された。だって…、考えてみて下さい。メディアは「初もの」や「初期段階のもの」を客寄せ目的で好むのですよ介護保険法の改正の際の話ではありませんよ。あはは…)
 そう、黒木メイサさんはデビューからしてリピートです(あらー、また不味いこと伝えたかな)alan ちゃんも同様(タイプは違えども、2人ともチャーミングな方たちなんですが、現在何歳かな?)。ついでに34歳の剛君も、私の記憶では公園での裸踊り(公然わいせつ容疑)は、前回か初回かの記憶は定かではありませんが、26、27歳位だったと思います。同様に地デジカ大使をやってましたね(これで、前回のアナログ放送終了時期も想像がつくでしょう)

 また、僕らの音楽は「OUR6 MUSIC」とあり、毎年OUR番号が増えていますから、この番組だけでも今回のリピートシリーズは6年目になります(即ち、クリエイティブの欠片もない族のために進化が停止しているのです)。“あらら…”、また話が反れてしまいそうで、今回はVFXの話をしたかったので、これまでのこと忘れてください。

 さて、次は画像の合成技術「VFX(Visual Effects)」をふんだんに使ったことが有名な映画「BALLAD〜名もなき恋のうた〜」です。はじめに剛君の好きなシーンだそうです。

 やっぱり…、この番組はいつごろ作られたのか心配になります。だって…、剛君は読み書きが難しく、ファンのために「草なぎ」として久しいですゾウ。

 山崎貴監督は…
    

 VFX(Visual Effects)の第一人者だそうです。有名な作品として

 この絵日記でも、「ALWAYS 三丁目の夕日」は以前に触れていたと思います(機会があればチェック)
 次に紹介された合成の流れを見てみます。
    




 このような流れで、ビューイングしながら組み上げて行くようです。一見、静止画に視えますが動画ですよ。
    



 これが…上から見たり、横から見たりしても問題なく動いて視える動画になります。
    
 もう監督は、どこが本物で、どれが合成したものか分からなくなっているようです。

 そうそう、失礼かも入れませんが、静止画と動画の違いを少し触れますね。静止画とは一般に写真をイメージしてください。
 そして、テレビなどで視る動画とは、その一枚の写真をフレームと呼び、1秒間に30フレーム、1秒間に30枚の写真をぱらぱら漫画のようにめくって見ていると思ってください。

 現在テレビでは、そのフレームは色の付いた点(ドット)の集まり(配列)となっています。
 じゃ、「 ハイビジョン画質」と「 スタンダード画質」の違いから説明します。
 従来の「スタンダード画質(SD)」と「ハイビジョン画質(HD)」では、「解像度」が異なります。まぁ、その解像度とは点(ドット)数のことです。解像度が高いほど(点が多いほど)、きれいな映像を表示できます。
 SDの解像度は720×480(または640×480)ですが、HDでは1440×1080(フルハイビジョンでは1920×1080)です。
 また、画面の縦と横の比率(アスペクト比)も異なります。SDは4 : 3ですが、HDでは16 : 9と横長で実際に人の目で見えているものに近くなっています。

 デジカメで言えば、点(ドット)はピクセルのことです。現在のデジカメでは、1000万画素のCCDが当たり前の世界になりました。そうすると、HD(1440×1080)などでも、たかが知れた画質でしょう。
 そして、デジカメで取ったフォトはJPEGフォーマットとなりSDカードなどに保存され、現在では多くの方は、そのJPEGデータをパソコンなどで編集加工をされフォトハガキになったり、ホームページにアップされます。
 この1枚のフォト(JPEG)を1フレームと考え、1秒の単位を30フレームと捉え編集加工をすれば動画を編集したことになります。
 さすがに、1秒の単位を30フレームと捉え編集するのは大変ですが、現在では様々な便利なツールが揃っています。

 昔々、CG(computer graphics)が高いとされていた時代は、2昔か、1昔半くらい前の話です(現在では、はるかに人件費の方が高額です)。これも以前に触れたと思いますが、メディア業界ではデジタルHD(ハイビジョン)収録は90年後半から始まっています。
 即ち、現在では背景やテロップの変更は簡単にでき、人物が手に持って振り回している書籍のタイトルも問題なく編集することができます。また、音声はイコライザーで変更、つぎはぎも簡単に行えます。
 だから…、同じようなものばっかりで面白くないと思われる方が増え、テレビ離れが進んでいるのでしょう。
 これらの話も…、久しくなります。

  • 追記: 今回は、少し堅苦しい話になりました。私のベースは、これらの編集するなどのツールを使うのではなく、創る方なのでアルゴリズム等も解っていることから、逆に分かり易く伝わっていなようでしらゴメンなさい。昔々はロボット、FA・メカトロニクスなども開発してましたね。そうそう…、このあたりの話をした際にマハーポーシャ(オウムPCショップ)の連中が顔色変えて集まって来たことを思い返されるよ(危なかったよ、あはは…)

 これらの多くの編集ツールも「諸刃の剣」なんです。よりクリエイティブな作品を創ることのできる方たちもいます。しかし、クリエイティブの欠片もない族は、グルになってリピート番組を新しい作品のように装って、堂々と新作として放送・放映することは「恥知らずの行為」と呼べるでしょう(書籍類も)。本当に哀れだと思います。

−以上−