【 おかしければ直せばいい。なければ創ればいい。】

Windows XP がサポート提供終了だってさ!

 さっき届いたメール「【開発者による開発者のための必読情報】完成度を増した SQL Server 2008 R2 ついに登場! 〜 開発者向けおすすめノウハウ集 - MSDN Flash (2010/5/11)」をチェックして驚きました。

 はじめに感じたのは…、 “えっ!もう延長サポートが終りの時期だっけ” とね。さあー大変だぞ、前回の延長が決まるまで、世間が大騒ぎだったことを思い出します(…で、今回はどうなるのだろう)
 初めに伝えておきますが、「製品のサポート終了」って、分からないことを電話やメールで問い合わせても答えてくれなくなることではありませんよ(案外、多くの方がそう思っているようです)
 簡単に言えば、「Microsoft Update」の対象外になることです。もう少し詳しく言えば、Windows、プログラム、ハードウェア、またはデバイスに更新プログラムの適用が必要かどうかを確認できなくなることです。
 まぁ、最新機器のサポートを対象にしなくとも大丈夫な方は多いと思いますが、対象となる製品へのセキュリティ更新プログラムの提供も終了します(困るでしょう、ネット接続ができなくなることを意味します)

 次のように「重要なお知らせ」とあり、Windows XPWindows 2000 などの延長サポートが終了を知らせるものでした。

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 [2] 重要なお知らせ
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Windows Vista RTM/Windows XP Service Pack 2 (SP2)/Windows 2000 製品のサポート終了
 http://click.email.microsoftemail.com/?qs=ce8941d3ad6eeeec7a8d9aaf4aec7238d081d008ebad97b483d3b987063520a357b34d2283484689
マイクロソフトのサポート ライフサイクル ポリシーに基づき、上記製品の延長サポートが終了します。終了後は、対象となる製品へのセキュリティ更新モジュールの提供がされません。該当の製品をお使いのお客様は、各製品のサポート終了日などの詳細をサイトでご確認ください。

 具体的には、
   2010 年にサポート提供終了となる Windows 製品
  Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 はサポート終了対象ではありません。Windows XPの 64 ビット版は、SP2 が最新版です。SP3はありません。Windows XP 64 ビット版SP2実行している場合は、2014 年 4 月 8 日 (米国時間) までサポートと最新の更新プログラムを受け取ことができます。

 まぁ、現在のところ、 一般の Windows XPと2000 は 2010年7月13日(米国時間)で終わりとなる。
 次に「サポート終了による影響」として、次のように大変親切に伝えてある。

 サポート期間終了後のもっとも大きな影響は、セキュリティ更新プログラムが提供されなくなることです。これは、サポート終了となる製品をお使いのすべてのお客様に影響し、お客様はセキュリティ上のリスクが高い状態でお使いいただくことになります。

 マイクロソフトって、本当に親切な会社だ。 でも、多くの方たちは、“だったら続けろよな”と思っているのだろう。

 これも分かり易い話の流れだが、「早く Windows 7 を買ってくだい」と伝えたいのだろう。
 じゃー、Windows Vista って何だったのだろう(そう、売れてないというか、買いたいとは思わなかったでしょう)

 でもでも、ネットサーフィンなどが中心のユーザーは、これ以上機器などの性能アップを望んでしないだろう(機器もだが、ゲームやアプリで、まだ、Windows 7 に対応していないものが多い)

 まるで、昔からある街の治安が悪くなり、財政難でこれ以上治安をよくするための費用がないから、心配なら民間の警備会社と契約を結んで下さいと言っている国のようだ。いや、7月だから普天間移設問題が解決しないままに行う参議院選挙のようなものだな。

 ・・・で、誰が悪いのだろう。

 “あちゃ〜”と慌てふためいたあとで、少し落ち着いて考えると、Windows XP は、Service Pack 3 (SP3)までが提供されていたことを思い出した。
 ゴメン、Windows XP (SP3)は、Windows XP 64 ビット版(SP2)と同様で、2014年4月8日(米国時間)までサポートと最新の更新プログラムを受け取ることができました(だから意識していなかったんだと、私はよかったが…)。もし、まだ Windows XP Service Pack 3 を充てていない方は至急 UpDate して下さいね。

 すなわち、本当にお気の毒なユーザは、Windows 2000 の方たちでした(割と学校や図書館などに設置されているものは古いPCで Windows 2000 が多い)。しかし、まだ、クライアント(Professional)PCでネット使用目的なら移行するのに大きな問題はないが、サーバー(Server)PCでデータ管理しているのなら大変でしょうね。どちらにしても、Windows 7 に移行するのならPCは新型に交換する必要がある(昔に比べて安くなってますがね)。いやいや、Windows 2000 も延長サポートされただけマシだったのかなWindows95Windows98は悲惨でしたね)。誰が勝手にサポート期間を決るかは知らないが、問題とならないことが問題でしょう(でも、ネット接続しないのなら使い続けても問題ないことになるのだが無理だな)

 まぁ、この際だから公共施設にあるPC環境は、7月の参議院選挙で勝った政党に買い替えてもらいましょう。“エッ天下り子供手当てで予算がない”、じゃー前回同様に政治的に脅して延長させて下さいよ(少しは社会の役に立てよな)

 でも、Windows XP も、あと4年の寿命だね。そのころは、日本の政治と防衛はどうなっているのだろう。でも…、現在の日本では、4年先を想定することが難しい(このことが一番の不安となる)