【 おかしければ直せばいい。なければ創ればいい。】

憂鬱なノーベル化学賞「クロスカップリング」

 2010年のノーベル化学賞は、「有機合成におけるパラジウム触媒クロスカップリング」の新手法で次の3氏でした。
  

  1. リチャード・ヘック:米デラウェア大学名誉教授
  2. 根岸 英一:米パデュー大学特別教授
  3. 鈴木 章:北海道大学特別招聘名誉教授

 おめでとう・メデタイな2010年ノーベル化学賞・・・
 これから・・・、報ステやZEROでも騒ぐのでしょう。お願いだから翌日のミヤネ屋さんでは止めてね(なにか価値が下がってバレそう)
 ・・・で、私だけでしょうか、憂うつになるのは・・・

 まぁ、現在・公認されている日本の受賞者(自然科学3部門、敬称略)を振り返ってみます。
   受賞年| 物理学  | 化学  |生理学・医学
   
 私は、昔から自然科学にも興味があり、ロジカル的に捉えてきたつもりでした。それが、困ったことに記憶が連鎖するのです。
 ちょうど、アカデミー賞直木賞芥川賞のようにね(ある期間のリピート)
 “え〜”と、バブルが弾けて(日本経済が機能停止に陥って)20年と言われています。じゃー、メディアにもバブルがあったことは覚えていますか?
 では、いつごろがメディアバブルのピークで、いつごろ破綻したのでしょうか? 参考として、分かり易い日テレ(日本テレビ放送網)の90年後半からの株価の推移を次に示します。
 なぜ?90年後半からにした理由は、何度か以前にも伝えていますが、メディア業界では90年後半からデジタル・ハイビジョン収録が始まっていました(劣化せず、高度な編集ができます)。現在ではポケデジ(ポケット・デジカメ)でもフルハイビジョン撮影ができます。昔の機器は大きくて高価でしたので、機会をみてハイビジョンのビデオカメラの大きさから収録時期を推測してみることにしましょう(ご期待ください)
  
 そうね、メディアバブルのピーク時期は、現在の8倍になるのでしょう。

 もう10月で、“あ〜ぁ”、憂うつな偽装(擬装)された特番と新番組の季節がやって来ました(簡単に言えばリピート)
 すなわち、ピーク時期は、現在の8倍の価値&予算があったのでしょう(あはは…)。本当に哀れです(パクリ&便乗の罰が当たって、おめでとうございます)

 まだ、ドラマ・映画と音楽だけにしておけば、世の中は救われたのにね。
−以上−