ニュース7 JR石勝線事故&360度映像で新たな被災地図
夕方ニュースにチャンネルが合った。
今回も、“あっ、綺麗なひと”と思い見ることにした。
また困ったことに記憶が連鎖するものが多く、特に「アンパンマン写真判定」と「国土地理院ストリートビュー」について“あはは…”と感じたので少し触れます。
またも、北海道占冠村のJR石勝線で、特急列車が脱線してトンネル内で火災があったようです。
特急列車は事故からおよそ40時間たった29日午後1時半ごろ、トンネルから外に運び出されました。機関車にけん引された6両編成の列車はすべて焼け焦げていて、どの車両にも窓ガラスはなく、火災の熱で車体が大きくゆがんでいました。
そうそう、JR石勝線は「JRいしかちせん」ではなく「JRせきしょうせん」と読むのだからね(だって…、北海道には石狩や十勝があるんだゾウ)。
今回も金井尚鉄道事故調査官を見て! アンパンマンだと思った。
国の運輸安全委員会は、29日で現地での調査を終え、これまでに撮影した写真などを分析して事故原因の究明を進めるとした。
今回も、よくアンパンマンに似た方が事故原因を写真判定することになったようです。
でも・・・、メディアは前回の同様と思える事故には触れず、アンパンマンに似た方も前回の事故原因を分析して再発しないように対策手段を講じていなかったようですね?
次は国土地理院がパソコンから見られる新しく開発したストリートビューです。
東日本大震災の被災地の迅速な復興に役立てようと、公的な地図を作っている国土地理院は、被災地の状況を離れた場所からでも映像で確認できる電子地図を作りました。
この電子地図は被災地の映像を360度見渡せるカメラで撮影し、これをGPSのデータと合わせたものです。
車の屋根に360度見渡せるカメラ(5台5面)とGPSをセットして走行しながら撮影します。
ピカッとした後ろ姿を含め、岩手釜石で同じ方たちは準備撮影したようです。
幹線道路から細い路地まで被災地を走りながら撮影した映像を記録して行きます。
パソコン画面の地図から確認したいところを選ぶと・・・
周囲360度を撮影した映像を、
Google マップのストリートビューのように・・・
そこを車で走っているかのように周囲の映像を見ることができ、カメラの向きも自由に変えられます(Googleマップのストリートビューでは、また撮影上のプライバシーなどが問題になったいましたが、私は昔々に解決したものと思っていました。これらも流れかな?)。
通常の航空写真では建物やがれきなどの高さや詳しい状況は分かりませんが、この電子地図では被害の状況が3次元的に把握できます。
あれはなんだ!?
赤丸にあるものは?
また!同じ場所に同じ大きさの貨物船が乗り上っていたことが分かります。
そう、事前に大型の重機が通れないことが分かり、よかったね。
映像を止めて、ポイントを2か所指定すると・・・
距離も分かる仕組みで、
建物にある痕跡から津波の高さが確認できるほか、道路の幅や面積も測ることができます。
国土地理院は・・・
津波の被害が大きかった岩手県と宮城県の合わせて22の市町村で、この電子地図を作り、
順次、自治体や防災機関などに提供する。
何だガッカリ、今回もWebなどで一般公開はしないのだ。
・・・? ・・・? ・・・?
Webなどで一般公開すれば、報道と実際の状況が違うなどの疑問点が解決するのにね。特に被災地の皆さんは不可思議に感じていると思うよ。
福島芳和部長は、
「現場に行かなくても復興に向けた迅速な調査ができるので、復興計画作りに役立ててほしい」と話しています。
今回も、ご立派なお話でした。
−以上−