【 おかしければ直せばいい。なければ創ればいい。】

TVフォーラムかながわ「知ろう学ぼう放射線 〜放射線の基礎知識について〜」の紹介

 今回は,私から見て分り易くてためになるなと思う番組の紹介です。

 その番組名は,TVフォーラムかながわ「知ろう学ぼう放射線放射線の基礎知識について〜」という講演(フォーラム)番組で,今回の講師は井上登美夫(横浜市立大学大学院 医学研究科放射線医学)教授です。
 私が見た,いや正しくは予約した時間帯は 2011/11/14(月)15:00〜15:59 J:COM 相模原・大和チャンネルです(次の「TVフォーラムかながわ」の時間帯は2011/11/18(金)15:00〜15:59 )。各ケーブルテレビ局によって放送時間が異なるようですが,11月一杯は同じ番組を放送しているようです(週2回)。しかし,神奈川のテレビ局に限られるものだと思われます。

 その放送は,横浜市副市長のあいさつから始まります。

 えーと,講演は今年の9月5日に神奈川県民ホールで開かれたようになっています(おいおい,9月の講演を11月に放送するの!?)

 何故放射線放射能を怖いと感じるのでしょうか?
  ・よくわからないので怖い
  ・目に見えないので怖い
  ・がんになるので怖い

 井上教授は,今回の講演でも分り易い問い掛けから入り…,

 一般の方でも分るように基本的な説明と共に,最後には安心できる内容になっていました。
 私が興味を持ったのは,確定的障害と確率的障害の分り易い説明の仕方でした。

 それは『放射線の人体への影響は,大きく二つに分けて考えられている』から始まる説明でした。

 簡単に紹介しますね(導入部)。

 放射線の人体への影響は,大きく二つに分けて考えられています。

 一つの考え方は,「いつ出るか?
 つまり大量の放射線を浴びますと直ぐに症状が出てきます。これを急性障害といいます。
 次に忘れたころ(1年以上経って)出てくるものを晩発障害といいます。

 もうひとつ違う二つの影響がある。
 一つは,ある線量を超えない限り現れない障害。もう一つは,線量に関係なく,10年後,15年後に起こるかもしれない障害です。

 呼び方は,確定的障害確率的障害といいます。

 おそらく多くの方が心配しているのは,確率的障害,つまりガン白血病の影響だと思われます。

 詳しく分り易い説明をすると大変長くなるので,また機会をみて紹介するかも知れません。

 ご興味のある方で「TVフォーラムかながわ」を見れる環境の方は11月一杯は同じものをやってると思うのでチェックしてみる価値はあります(お勧めしますよ)

 あらためてフォーラムの感想を考えると,私は分り易くためになる内容でしたが,何年前でしたっけ同タイトルの前回講演と同じように感じたのが不思議でしたね(まるでビデオを見るように…)
−以上−