【 おかしければ直せばいい。なければ創ればいい。】

やっと紅白の復旧(ディスク回復)できましたよ

 しばらく絵日記を更新していませんでした(大切なものが多いので機会をみて遡って… 付けます)
 やっと紅白の復旧(ディスク WD25EZRX の回復)ができました。
   
 原因究明とディスクの修復に 2週間も掛ってしまいました(とほほ…、今回のケースはソフト「ドライバーの互換」の問題でした)
 今思うと「実におもしろい」体験でした。すべてのデータ(番組)が修復できたと思います。

 でも…、突然・PCが勝手にシャットダウンを始めて起動し直した後に作業をしていたディスクをアクセスしようとすると次のウインドウ(メッセージ)がポップアップするんですよ!
      
   “ドライブ を使うにはフォーマットする必要があります。
 焦ったよ!!、だって…、せっかく昨年(12月)の 第44回 日本有線大賞、第53回 日本レコード大賞と第62回 NHK紅白歌合戦をチェックして、今回こそは永久保存版にするんだと思っていた日本レコード大賞NHK紅白歌合戦を録画(地デジ)していたものが消えたことになるんです。

 そのフォーマットしなければ使えないと表示されたディスクをチェックすると!? 容量が 2500GBなければいけないものが 301GBになっていて唖然としました(これから銭儲け、いや有効活用するデータが「あはは・・・」になちゃたんです)。ディスクを詳細にチェックすると、ディスクのGEOMETRY内のシリンダー数が極端に減っていました!?
 このようになると、もうデータ復元プログラムは困ったことに役に立たないんです(数本の有名な復元プログラムを試しましたが皆無でした)

 そう、このディスクはGPT(GUID Partition Table)形式でフォーマットされたものでした(俗に云う 2TBの壁を越えたものです)。そして、このようなディスクのGEOMETRY(シリンダー数)情報が壊れた際の対策手段は、2TB未満のMBR(Master Boot Recode)形式のものでしたら情報はWeb検索をすると割とあります。
 しかし、今回も私がチェックする限りは Windows7 環境下での GPT パティーション形式のディスクの分かり易いデータ回復手段の記載情報はありませんでした。

 そこで、昔取った杵柄(きねづか)と申しますか、MBRとGPTの論理構造からの推測と各ツールの実験結果から完璧なものではありませんが、現在においてのGPTディスクの回復手段を見付け、めでたく紅白歌合戦(第62回)を再び見ることができました(今回こそはAKB48愛菜&福は永久保存です)。また楽しみが増えました。

 GPTディスクの回復するために使用するツールは現行の TestDisk です。割と有名なツール(フリーソフト)ですが、先ほども伝えましたが、Webで検索できる情報では、GPTには触れていないか対象外になっています。
 実際の TestDiskツールのコマンドをみても WindowsのGPTは曖昧な形になっていて、MBRとGPTの論理構造を理解されていないと推測することはできないと思われます。たとえば、検索対象になる情報では、「Windows なら Intel を選んでください」と多くのもので親切に補足されています(現行のバージョンでは GPTではあてはまりません)
 あらためて、同様な現象にある GPTディスクなら多少 TestDisk ツールで失敗して書き込んでも大丈夫でしょう。壊れた際のディスク内のパティーション名が分かれば回復できる可能性はあると思います(無論、ポップアップ・メッセージの誘惑に負けてフォーマットは駄目ですよ)
 TestDisk ツールのバージョンは、現行の 6.13 か 6.14(BETA)を使用します。なぜかディスク内の検索速度は 6.14(BETA)の方が早いです( 6.13 では丸二日も掛るところが 一日ちょっとかな、総なめするので時間は掛りますよ)

 最終的にたどり着いたのは、GPT(第一)エリアを MSのReservedで確保することでした。次は“Data_Works”という名の GPTパティーションを回復させた例です。

     
     
     
     

 今回の経過(操作)を詳細(分かり易く)に説明するには時間が掛りそうなので、近いうちに原因と対策方法に分けて説明する予定です。同様な現象でお困りの方は、あきらめないで もう少しお持ちください。
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