【 おかしければ直せばいい。なければ創ればいい。】

NHKニュース正午「ビットコイン大手取引仲人会社が全取引停止」

 お昼に、高瀬アナが「ビットコイン全取引停止」と伝えていましたよ(やっぱりね)。もう、そういう時期のようです。
    
 今回は、昨年の中ごろから「仮想通貨ピットコインの便利さ、記者も使って実感した」などと騒いでいたことを覚えています。その際に、またピットコインが始り前回のものと何が違うのだろうとね(前回も世界レベルで大損をした方が多かったとも)
 たぶん、私たちだけじゃなくて多くの方たちも覚えていたと思います( 特に、ひと昔前ごろからITと金融に精通した方たち)

 高瀬アナが伝えていたニュースを簡単に紹介します。

   仮想通貨取引停止 説明ない状態続く
 インターネット上の仮想通貨、「ビットコイン」の、東京にある大手の取引仲介会社が、システムの不具合などを理由にすべての取引を停止し、この会社に預けたビットコインの利用や現金の引き出しができなくなりましたが、依然として会社側の詳しい説明はなく、復旧の見通しも分からない状況が続いています。
 
 東京・渋谷にあるビットコインの取引仲介会社、「マウントゴックス」は、今月7日、システムの不具合を理由に一部の取引を停止したあと、26日未明になって、「サイトと利用者を保護するため、当面、すべての取引を停止することを決めた」などとする短いコメントを発表しました。
 この会社は利用者の口座が国の内外で110万を超える大手です。
 これによって利用者は、会社に預けているビットコインを使うことや、現金を引き出すことができなくなりましたが、会社側からは依然として不具合の原因や復旧の見通しなどの説明はない状況が続いています。



 そして、東京 渋谷区では・・・
    

 利用者の中には、状況を確かめようと取引仲介会社を訪れる人もいました。
 このうち、勤めている会社が100万円の現金を預けているという29歳の男性は、「不安になって来てみたが、ビルの管理人に、『きょうはマウントゴックスの社員は来ていない』と説明された。ビットコインには投機的な側面もあるが、信用していたので憤りを感じる」と話していました。



 取材の中で、「マウントゴックスは引き揚げている」と、ここの管理の人は言っているとしたビットコインの利用者の男性は、“ぷんぷん”していました。

 私は、前回にも見覚えのある方たちが、同じ人を同じ記者が取材していたように映りました。むろん、私の頭の中が傷んでいる可能性もありますよ(たぶん、どこの局のニュースでも同じものを使うのでしょう)

 つづいて、仲介会社6社が共同声明として・・・
    

 「マウントゴックス」が当面、すべての取引を停止すると発表したことを受けて、アメリカやイギリス、中国のビットコインの取引仲介会社6社が共同で声明を発表しました。
 声明で6社は「マウントゴックスの利用者の信頼を失墜させたのは1つの会社の行為だ。ビットコインや関連業界の価値を反映したものではない」として、問題はあくまでもマウントゴックスにあり、ビットコインではないと強調しています。
 そのうえで「ビットコインの取り引きを仲介する業者が、ビットコインの未来と顧客の資産の安全のために協力して取り組むつもりだ」として、ビットコインの信頼回復に向けて業界関係者が連携していくとしています。
 一方、ビットコインの普及を目指す業界関係者で作る「ビットコイン財団」は、マウントゴックスのマーク・カルペレスCEO=最高経営責任者が財団の理事を務めていましたが、今回の事態を受けて辞任したことを明らかにしました。
 そのうえで、財団は「ビットコインの終わりを意味するものではなく、1つの区切りにすぎない。有能で責任のある起業家たちによってビットコインがさらに広がる第2の波を見ることになるだろう」とコメントしています。

 最後になりますが、菅官房長官は「実態把握し必要なら対応」したいそうです。

 菅官房長官は午前の記者会見で、「個別の取り引きについてのコメントは控えるが、事案の実態について、現在、金融、警察、財務などの関係省庁で情報収集に当たっていると承知している。実態を把握したうえで、必要であれば対応することになるだろう」と述べました。

 一度も、前回のビットコインについては触れませんでした(あはは…)
−以上−