【 おかしければ直せばいい。なければ創ればいい。】

ニュース シブ5時「東海道新幹線 きょうから客室にも防犯カメラ」だって!(NON印)

 夕方、耕造さんが、『JR東海は、防犯カメラをデッキ付近だけでなく、客室内にも新たに取り付け、常時、撮影・録画する対策をきょうから始めました』と云っていましたよ(もう、やっぱりね)
    

 東海道新幹線では、去年6月、神奈川県内を走行中の車内で、男がガソリンをかぶって火をつけ、巻き添えになった乗客の女性を含む2人が死亡する放火事件が起きました。
 このためJR東海は、防犯カメラをデッキ付近だけでなく、客室内にも取り付ける新たな対策を進めていて、防犯カメラを増設した初めての列車が、きょうから運行を開始しました。
 新たな列車では、1編成の防犯カメラの数が、従来の60台から105台へと大幅に増え、走行中も常時、撮影・録画し、乗務員がチェックすることで、早い段階で異変に気付き、対応できるようになるとしています。
一方で、乗客のプライバシーに配慮し、閲覧できる社員や目的を限定するなどとしています。
 新幹線で、客室内を常時録画する対策が取られるのは今回が初めてで、JR東海は、2年後には、古い車両を除く、全体の9割の車両に設置し、東海道・山陽新幹線で運行するとしています。

 でも・・・、嫌でしょう。客室の座席で、隣の方と喋っていたり、居眠りしていたり、・・・と様々な場面を、常時、見られチェック(撮影・録画も)されているのです。本当に乗客のプライバシーは守られるのでしょうか?
 だって! 出入口(デッキ付近)だけでなく座席まで常時ですよ? もう、『びっくりぽん』です。

    
    
    
 上のフォトで言えば、向かって「防犯カメラ作動中」と書いてあるビデオカメラ絵の左側にある黒い枠が、壁に組み込まれたビデオカメラです。固定カメラなら小さな丸い穴枠でよいのですが、四角い大き目の枠ですから撮影方向が操作でき、たぶんズーム機能も備わっているものでしょう。
 最近は、コンパクトデジカメでも30倍ズームが珍しくありません。

 でも、大丈夫です。社会保険庁の職員じゃなくて JR職員ですかね。
 あぁ、現在・社会保険庁日本年金機構となりました。参考までに日本年金機構とは・・・

  日本年金機構とは       2015/6/1 17:39 日本経済新聞 電子版
日本年金機構 有名人の年金記録のぞき見や汚職事件などの不祥事が相次ぎ、廃止された社会保険庁の後継組織。2010年1月に発足した。「公法人」という位置付けで、職員は公務員ではない。国からの委託で保険料徴収や記録管理、給付実務といった公的年金の運営を担う。本部は東京で、全国に地方ブロック本部が9カ所、年金事務所が312カ所ある。〔共同〕

 JR職員は、のぞき見はしません。有名人や好みの方を堂々とズームを掛け「にたにた」と見たり、それをスマホなどで撮影などしません。

 そう言えば「JR山手線の運転士がスマホ操作 運転中、乗客が通報」なんてあったが、大丈夫・滅多にありません。

 そもそも、防犯カメラを客室内にも新たに取り付けるのには、理由があります。 それは何かと聞かれれば昨年の6月末のお話まで遡ります。
    
    
 そう、市民(国民)に無謀なことを押し付けるには理由(建て前)が必要なのです。「東海道新幹線放火・男が焼身自殺」事件があったようです。
 はじめは、私も心配しました。それが、事件現場を中山(ミヤネ屋)さんが取材して、富川(報ステ)さんも杉並区で動機(林崎容疑者の年金への不満)を取材しているのをみて、今回も安心しました(もう、心配して損をしましたよ)
−以上−