【 おかしければ直せばいい。なければ創ればいい。】

М永先生の何が問題か?

 今回のシリーズも番組「視点・論点」のタイトルで “М永先生の何が問題か?”を見つけチェックすることにしました。

     
       視点・論点「“消費税引き上げ”何が問題か」…森永卓郎

 はじめ「茶のしずく石鹸」の報道番組! チャンネル間違えたと驚いた?

 だって・・・、麦アレルギー、「茶のしずく石鹸」使用してアナフィラキシーショックを起こした患者さんが出演されたと思ったよ!? その上、ピカッとした(もうお辞儀するのも苦しそう)。まぁ、タイミング的にも「茶のしずく石鹸」と同様です。
 よく目を凝らすとМ永先生と認識できて安心した。やっと風貌が前回リセットを掛けたころの様になりました。だって今回も途中から、はら坊と一緒に髪の毛を含めて若返りましたよあはは…。全体的に8年くらいスライドしたのかな(いや6年、いやいや10年くらいかな)

 “えっ”、大学教授!? そうそう数年前に「教授」を開業されたんでしたっけ。まさか・・・、一般に使われている「教授」じゃないですよね?  あぁ分りました。もうー、「第1書記」と同様に勝手に「第1教授」という立場を作って「教授」と呼ばせているのでしょう(経済アナリストも同様に勝手に作った言葉でした)
 世の中の流れ、タイミングが同じなので同様な形で茶化してしまいました。

 さて、本題のМ永先生が得意とする「庶民の味方のふり」をチェックすることにしましょう。
 次のように公共放送で「教授」は伝えました。ごめんなさい少し長い上にくどくなります。

 モリタクです。
 
 えー 政府は現在、2014年の4月から消費税率を8%に引き上げ、2015年の10月から10%に引き上げる法案を国会に提出しています。
 
 えー 私はこの消費税率の引き上げというのは、このタイミングで行うことは景気にとって非常に危険だと考えています。そもそも消費税率を引き上げる必要がないものと考えています。
 えー まず景気についてお話をしたいと思います。
 えー 我が国は近年、えー 大きな地震を経験しています。
 

 
 えー 1923年の関東大震災、そして1995年の阪神大震災です。えー 実は関東大震災は1923年に起きたんですが、えー その後4年間は景気は低迷したんですが失速はしませんでした。なぜかというと復興事業が景気を支えたからなんです。えー ところがですね、 緩やかなデフレ、えー このグラフではGDPデフレーターと書いてあるところですけれども、この緩やかなデフレが続く中で 1927年、震災から4年後景気が失速して昭和金融恐慌が発生して銀行がバタバタつぶれる事態に至りました。
 えー そして、厳しいデフレの中で1929年に濱口雄幸内閣が誕生します。濱口雄幸財政再建のために思い切った財政引き締めをしました。
えー 復興事業が切れて景気が低迷する中で財政を引き締めた結果、翌年1930年から日本経済は昭和恐慌に陥ります。
 えー この昭和恐慌の結果、まー 元々の物価から3割も下がり、えー 特に農産物価格は暴落しました。えー 失業率は20%を超える近代の日本では最も厳しい不況に日本は陥った訳です。
えー これと同じことが阪神大震災の後にも繰り返されました。1995年から2年間は復興事業が経済を支えたんですけども、えー 97年復興事業が切れる中、橋本龍太郎内閣が消費税率を3%から5%に引き上げ、えー 特別減税を廃止、そしてサラリーマン医療費の本人負担をを2割から3割に引き上げるという総額9兆円の国民負担増政策をぶつけました。
 えー 復興需要が切れる中、この大きな負担増で、これから15年日本経済は、えー ずっとデフレを続けています。長い間低迷が続いたのであまり大きなショックになっていないように見えるんですが、えー 実は物価は2割も下がっています。
そして、えー 名目GDPは11%も、えー 縮小している。この間、欧米先進国は経済規模は1.5倍から2倍にしています。
 えー つまり日本だけが経済が収縮してしまう。えー これを今回の消費税引き上げ法案は同じ轍を踏む結果になるんじゃないかと、えー 私は見ています。
 
 えー そしてですね、もうひとつ、えー この消費税率の引き上げそのものが、えー 本当に必要なのかということなんです。
 えー 実は政府は社会保障と税の一体改革の中で、えー 今後の社会保障の維持拡大を充実させてゆくためには2015年度時点で2兆7千億円のコストが必要だと言っています。
えー これは実は消費税1%分ちょっとくらいなんですね。つまり5%も消費税を引き上げる必要はないんです。
 えー しかもですね、そもそも税目として消費税が社会保障財源として適切かどうかということもあります。
 えー 今日本の社会保障、健康保険にしろ、えー公的年期にしろ、その財源の多くは保険料によって賄われています。
 えー 実は、この保険料なんですけど、もう引き上げがそろそろ限界になってきたということで、まー今後はですね、国税を投入することによって、今後増える社会保障の財源を賄おうということなんですけれども、もう今後増える分について、えー 今、今までの方式で社会保険料でとるとすれば、えー 実は社会保険料と言うのは負担が労使折半になっています。
 つまり えーと働く人も、それから企業も半分ずつ社会保障を支えて来たんです。
もちろん、これはこれからも続くんですけど、今後増える分については、これを消費税を財源として当てるとなると、えー 実は企業の負担が一切なくなるということになる訳です。
 えー 企業だっけ消費税は払っているんじゃないかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんけれども、企業は消費者から預かった消費税を納税するときに、自ら支払った消費税は控除して納められます。つまり消費税は企業は一銭も負担せずに消費者が全部負担する税金な訳です。
 つまり今後増える財源の えー 担い手というのから企業が下りしまうということになります。
 えー もうひとつ、消費税は消費に掛かります。社会保険料の場合は収入に掛かります。
 えー 収入と言うのは、消費+貯蓄です。
 えー 消費税で財源を賄うということは消費からしか税金を取らない。
 つまり 貯蓄に税金が掛からないということになんです。
 貯蓄を多く持っているのは金持ちです。つまり消費税に税負担を求めるということは、お金持ちも今後増えてくる社会負担から逃れてしまう。まー全額でないにしても負担は小さくなるということになる訳です。
 えー さらにですね、その 消費税率が日本は国際的にみて低いから引き上げは止むを得ないんだっていう風に考えてらっしゃる方も多いと思うんですけど、ちょっと、こちらをご覧いただくと、お分かりになると思うんですけど、
 

 
 確かに日本は標準税率は低いんですけれども、えー 実は国税全体に占める消費税収の割合というのは、えーと日本はですね えー 消費税標準税率が25%のスウェーデンよりも、実は高くなっていうのが現実なんです。
 なぜこんな変なことが起きているかというと、ヨーロッパの消費税には0税率なり軽減税率が生活必需品に適用されていて見掛けほど消費税率が高くないという事情があるのと、もうひとつは、えー 欧州中心に企業が負担している社会保障負担、えー これは日本の企業よりもずっと多いという事情があるからなんです。
 
 えー ですから標準税率だけを比べて消費税率を上げるというのは私は安易だと思います。
でも そんなこと言ったら消費税率を上げられなかったら財政がもたないじゃないかというゆうに思われるかもしれないですけれども、私は、えー デフレを脱却して経済の規模を拡大することができれば、えー それで、えー 増え続ける社会保障負担を吸収することは十分可能だと思っています。
 えー 年間1兆円程度の負担増が、まー自然増として出てくるということなんですけど、えー 名目GDPを年率 1、2%高目に、えー 成長させるということができれば、えー 私はそれで十分財源は確保できると思っています。
 つまいデフレを脱却させて高成長を目指せばいいんです。
でも、そんなこと言ったってデフレ脱却は難しいじゃないかという方もいらっしゃるかもしれませんけども、えー 実は日本銀行が思い切った金融緩和をすればデフレは必ず脱却できます。
 えー 現にですね、えー 今年の2月14日に日本銀行インフレターゲット、実質的なインフレターゲットの導入を含む金融緩和を導入した結果、えー 僅か1ヶ月で為替レートは対ドルで6円も円安になり、えー そして、株価は8千円台だったのが1万円台まで上がりました。
 
 えー つまり、金融緩和を、まず優先して経済を大きくするということを日本は、まず取り組むべきだと私は思っています。
 
 じゃんじゃん。

 あらためて М永先生が言ってることを文面に落とすと、いかに “えー”とを多く使ってるオジサンかと分かる(さすが教授だね)

 おいおい、やっぱりМ永先生は豚だ。いや、馬と鹿だ(無策・無政策)
 オジサン、ただ「金融緩和を優先して経済を大きくするということを取り組むべきだ」と言っても、どのようにして「経済を大きくする」かが問題なんでしょう。実質的なインフレターゲットも同様で、どのような手段(政策)でインフレターゲット(一般的に+2%くらい)に合わせることができるかが大切なんです(資金需要が乏しいままで金利下げても実体経済まで波及しますか?)
 もう、問題点を暴き出すだけで解決手段を示さぬまま、お涙ちょうだいが得意な報ステと同じです(まぁ、これまでの流れも同様)

 これまでも繰り返して実質的なゼロ金利政策を長くやりましたよね。また、建設的な使い道もないまま、お金をМ永先生の身体の様に“ぶよブヨ・たっぷんタップン”にさせて何がしたのでしょうか?
 また、お金がヘッジファンド国債などに流れるのかな? 投資先が原油や食糧になって自分で自分の首を絞める形になったら嫌ですよ。確かにМ永先生はよいですよ、首がないのだから(資金需要が乏しい中で資金供給の枠を大きくしても実体経済までの効果は小さく、お国の財政赤字を肩代わりしてるだけじゃない)。その上、ガソリンや食糧価格だけが値上がりしてデフレ脱却なんて言うなよ。
 駄目ですよ、М永先生の体型は現在社会のおぞましい病ですよ。
 ・・・と、М永先生体型のような無意味(無政策)な金融緩和はやめてくださいよと伝えて、今回の庶民の味方のふりをチェックしましょう。

 今回の「“消費税引き上げ”何が問題か」で大きく分けて2つですね。

  1. 消費税は企業は一銭も負担せずに消費者が全部負担する税金です。
  2. 消費税は消費に掛かり、社会保険料の場合は収入に掛ることから、収入は消費+貯蓄です。貯蓄を多く持っているのは金持ちで、金持ちは今後増えてくる社会負担から逃れてしまう。

 さて、今回もМ永先生は具体的な解決策を示さぬまま、このように庶民の味方のふりをして儲けようと考えているのでしょう。

 まぁ、無政策なお国をおいて、無策で超メタボなМ永先生だけを責めても可哀想ですね(暑苦しく・むさ苦しいオジサンだが、見掛けによらずシャイかも)
 そうそう、解決策を提示してないが、日本は国税全体に占める消費税収の割合は、消費税標準税率が25%のスウェーデンよりも高いとして 「標準税率だけを比べて消費税率を上げるというのは安易だ」の考えは正しいと思います。
 ほんと!消費税を上げるだけの法案だけを国会に提出するのではなく、現在はお金持ち・貧困に関係なく全ての税率が5%だが、これからは生活必需品の軽減税率を同時に検討すべきです。
 一般の食料品はゼロ税率にして欲しいよね。なに・・・、そうするとメタボが増える!?
 じゃー、庶民のためにメタボ税を作ってМ永先生などに多額の税金を納めさせれば済む。
 あぁ、これを政策にしましょう。納税額が増える、メタボ税を納めたくなければ、非メタボを心掛け健康になり医療費が減る。すなわち、医療費が減ったぶんだけ社会保障費の伸びも小さくなり一石二鳥です(決定)。
 
 さて、これで「標準税率だけを比べて消費税率を上げるというのは問題だ」と皆さんも主張することができるでしょう。
    
    
 ・・・と、今回と同様に感じたのは何年前の出来事だったのでしょうか?
 仮に8年前のビデオだとしたら現在のМ永先生の容姿を思い浮かべたくないと感じた。
−以上−