【 おかしければ直せばいい。なければ創ればいい。】

比例区(第21回参議院選挙)のお話、あはは・・・

   よく利用する I丹でウインドウショッピングをした。
  
  
 I丹を出ると、珍しくも托鉢(たくはつ)の僧侶を見掛けました。

 まさか、ナリスマシで施し(米や金銭)を受けているのではないよな、なんて思いながら駅に向かった。


 それが、駅に近付くと、“つるっと、ねん”、“つるっと、ねん”という声が大きく聞こえてきたことから覗いて分かった。

 
 参議院の選挙運動で、ツルネン何とやらと言う方の掛け声のようだった。「有機農業のツルネン」とも言っていたように聞こえた。

 
 あー、日本の方ではないなと感じ、「ツルネン」と言う名前にガテンがいった。

 その際に「比例区も 個人名で」とあり、今回(第21回)の参議院選挙も比例代表選出議員選挙があると分かり、念のために運動員の方に確認をした。
 ツルネンさんは民主党比例代表選出議員で・・・、

比例代表は全国から政党名か、あるいは比例代表選出議員の名前で投票ができる。
・例えば、北海道・沖縄からも比例区では「ツルネン」さんに投票することができます。
・政党名で投票した際は、1票は、政党内で決められている順番で、議員に割り振られることになる。簡単に言えば、応援している候補者があれば、その候補者の個人名で投票しないと、割り振られる順番が後ろだと当選する確立が政党内で下がることになる。

 また、こんな例えも言ってましたね。
 政党名か個人名と言っても、「小沢一郎」では無効票となる。自民党で言えば、「安部晋三」と同様であるな。双方とも党首ではあるが、今回の参議院選挙の比例代表選出議員ではない。
 無論、みんなも知っていると思うが、参議院議員の任期は6年であり、3年ごとに半数が改選される(衆議院のように解散はない)。そう、だから3年ごとに参議院選挙がある。そして、選挙区(選挙区選挙)と比例区比例代表選挙)と分かれたのは、第19回(2001年)参議院選挙からだったと思う。
 一般に見掛ける選挙ポスター掲示板(2,3前のフォトにもある)は、各選挙区の選挙管理委員会公認のポスター掲示場だと思います。
 そうそう、選挙管理委員会公認ではない超大きな選挙ポスター掲示板もありますよ。このことを考えると、前回(第20回、2004年)の参議院選挙のことを思い出すと、アハハとなる。
 あれは、2004年6月29日10:00ごろにスクーターで走行中に、反対車線側に超大きな選挙ポスター掲示板が目に入りスクーターを路肩に止めた。

 


 やっぱり、選挙ポスター掲示板のようだが ・・・、反対車線側の歩道に移ろうと考えていると、スピーカーから大きな音量で「いちげき、だいせいかい、かんどりしのぶ」と流しながら宣伝カーが横切っていった。
 


 その時は、何かスポーツイベントがあるのかなと思った。



 そこには自由民主党広報板とあった。

 
 どうも、自民党比例代表選挙議員(全員)用のポスターのようですね。

 
 「この国を想い、この国を創る」と 「たたかれても、たたかれても、改革」ですね。
 あれ!今は何をされているんでしたかね?
 まぁ、いいかな。

 
 「スバリ あらい」ですか!?
 比例(全国)は2回目の投票とあるから、やっぱり、前回(第19回、2001年)の参議院選挙から比例区が始まったようですね。
 あれれ、今は何党の方でしたっけ。それに次回(第22回、2010年)の参議院選挙では、何党から出馬するのだろう(楽しみが増えました)。

 
“ゲ”、 自民党比例代表選挙議員さんだったんですね。本当に失礼致しました。
 「政治は戦いだ!リングの次は国政だ!!」ですね、頑張って下さい。

 しかし、「あらい」さんと「神取」さんは、最後の最後まで、当選確定が分かりませんでしたよね。
 比例区では、全国から個人名で投票できることを知らない選挙人が多かったようです。
 また、投票場(投票記載台)では、選挙区は政党名と個人名が貼られているが、比例区では政党名はあるが個人名は記載されていないものが貼れているようですよ。
 そこで、最後まで当選確定が決まらない「あらい」さんのインタビューで次のようなことを言われていた記憶がある。
『荒井さんに投票しましたよと声を掛けてこられた有権者に聞くと、「自民党」と書いた言うので困っています、「あらい」と書いて欲しい』と、半分泣きそうに答えていたように見えましたね。
 しかし、荒井さんは最後には当選が決まり、神取さんは落選となりました。
 でも、「たたかれても、たたかれても、改革」と言っていた人が昨年議員を辞任され、神取さんは繰上げ当選となりました。めでたしメデタシ。

 そうそう、「期日前投票」って知ってますか?
 前回の選挙(衆議院、いや、参議院でしたか?)から期日前投票ができるようになり、個人の都合のよい日を選択して投票できるので便利になりました(無論、選挙当日よりは投票所は少ない)。
 不在者投票では、自分の名前等を記載した封筒に投票(記載)用紙を入れ封印してから投票箱でしたね(選挙期日までに投票資格が無くなった者の投票用紙を除くため)。
 そんなことを考えると、期日前投票になったころから理由に「レジャー」等もあり、楽になりました。
 しかし、「なりすまし」防止とかの理由を付け、住所・氏名・理由(○を付ける)を記載する用紙での受付が必要です(この作業がなくなると選挙期日の意味がなくなりそうですよ)。
 参考までに、前回の参議院選挙の期日前投票の受付けようの用紙があるので紹介します。

 

 まぁ、投票したい政党(あるいは個人)がある人と、投票する価値のある政党(あるいは個人)がないとする人がいるとは思いますが、白票(無効票)でも構わないので投票することを勧めます。
 そうしないと、次回も、必ずと言ってもよほどに選挙投票する団体や年代のことに係わる社会の事柄しか良くなりませんよ。
 そうですね、白票(無効票)の割合と、その年代によって案外・社会が変わる近道かも知れません。

以上